
神奈川カントリークラブは43年目を迎えることができました。
歴史の一つであるクラブハウスの歴史について紹介させていただきます。
設計・監修に携わって頂きました、株式会社レーモンド設計事務所の創立者でありますアントニン・レーモンド氏をご紹介いたします。
建築家アントニン・レーモンド氏は、日本に普遍性・国際性を追求したモダニズム建築を広めた初期の人物であり、オーストリア統治下のチェコで1888年に生まれた。彼はプラハ工学大学で建築学を学んだ後、アメリカに渡り、フランク・ロイド・ライト氏に師事している。
そして旧帝国ホテルの建設のためフランク・ロイド・ライト氏と共に1919年に初来日したのである。1921年に丸の内に米国建築合資会社を設立し、東京女子大学・星商業学校等(1922年)の設計を行い、1923年にレーモンド建築事務所を開いた。戦後、アメリカから再来日したレーモンド氏は、1950年に麻布笄町(こうがいちょう)にオフィス兼自邸を構え、日本での設計活動を再開した。
那須ゴルフクラブ、藤ヶ谷カントリークラブ、東京ゴルフ倶楽部、我孫子ゴルフ倶楽部等々、数々の名門ゴルフクラブハウスを始め、設計した建築は多岐に渡り、在日大使館・学校・キリスト教会・オフィスビル等の数々の作品は、日本各地に現存している。
1950年より中川軌太郎氏、1978年より田辺博司氏が代表をそれぞれ勤め、現在は三浦敏伸氏が継承し60名を超える所員と共に国内外の建築界に貢献している。
1976年に建築家アントニン・レーモンド氏は亡くなったが、ヨーロッパ・アメリカ・日本と異なった文化を架橋したレーモンド氏の偉業をたたえて各地でレーモンド展が開催されている。
それと共に現在においてもアントニン・レーモンド氏の「設計五原則」である、『自然(ナチュラル)に、より単純(シンプル)に、より直截(ダイレクト)に、より経済的(エコノミカル)に、心から(オーネスト)に創ることにある』という理念を継承し、設計活動を行っている。
神奈川カントリークラブは、1968年に建設され、これからも大事にメンバーの憩いのクラブ・ハウスとして磨きをかけ、守っていく所存であります。
レーモンド氏は1952年リーダーズ・ダイジェスト東京支社、1964年に南山大学(名古屋)で日本建築学会作品賞を受賞。1992年に東京女子大学、1998年に門司ゴルフ倶楽部、2003年に南山大学、2005年に星商業学校でベルカ賞ロングライフ部門他、数々の賞を受賞している。
また、代々木のレーモンド設計事務所5階にレーモンド氏のメモリアルルームが移築されているので、見学を希望される方は、本社(03-3667-2511)までご連絡ください。
株式会社レーモンド設計事務所 代表取締役である三浦敏伸氏からコメントを頂いております。
今後施設をはじめとする、コースの歴史も紹介して参ります。